まずマウスピースをくわえた時に下唇を下の歯の上にかぶせて、リードをのせます。上の歯はマウスピースに当ててください。
口の両端は遊んでいる(マウスピースに当たっていない)状態ですが、口笛を吹くように口を真ん中に寄せるようにしてください。 この口の形を(アンブッシャー)といいます。
次に下唇をリードに押し付けるようにして、息を入れてみてください。  どうです?  鳴りましたか?




超初心者の方は、下唇がリード板を押さえつける力加減が弱いので、息を入れてもリード板が振動せずに息だけがマウスピースを素通りして音はぜんぜん出ない事があります。 そんなときは今使っているリード板よりやわらかいリード板を使うか、リード板に穴をあける数を増やしてください。 だいたい2〜5個の穴をあけますと 息を吹き入れる力と、下唇がリード板をしめつける力が弱くても楽に音が出ます。  この
2〜5個の穴をあけたリード板で音を出すのに慣れてきたころクロマテッィック・チューナーで自分の出した音程(ピッチ)をチェックしてください。

音を出すのが慣れてきたら、穴の数をへらしていってください。そしてロングトーンといって1つの音を長くまっすぐに出す練習をしてください。
腹式呼吸で音を出すと音程が安定します。

リードをマウスピースに付ける時の位置ですが、 リードの先端をマウスピースに押さえつけたときマウスピースの縁がかすかに見える位の位置を目安にセットしてください。